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riapi’s blog

りあの毎日の幸せな気持ちを書く

あさぎり夕先生、素敵な作品をありがとうございました

去年、あさぎり夕先生のニュースをツイッターで知りました。
子供の頃、あさぎり先生の書く漫画が大好きで毎月コミックを読んだことを思い出しました。


年末にあさぎり先生の作品で一番好きだった「あこがれ冒険者」を買いました。なかなか文庫本が見つからず、あさぎり先生を思っている人がこんなにいるんだなとかなり熱い気持ちになります。



私は、「あいつがHERO」も好きですが、やはり「あこがれ冒険者」は思い入れが強い作品です。



個人的に、テーマは自分の人生は自分で切り開くと思っています。

あさぎり先生の意図は、もう聞けませんが、どのキャラクターも戦う、人生を戦って生きていくとセリフで言っています。
あさぎり先生は、時代によって評価が上下する作品だったと書かれていますけど、私は大好きです。

確かに、この作品が連載された頃は、バブルがはじけるタイミングで、トレンディドラマが始まる前です。


この頃は、女性が自分の人生を戦って切り開くって考え方は、斬新ですが、受け入れるのが難しかったのかもしれません。


主人公が心ひかれた男性が3人出てきますが優しい人、カッコいい人、そして恋人になったのが、一緒に人生を戦っていく人です。


2番目のカッコいい人に、3番目に出ている人は男として憧れているけど自分は男として負けていると思っています。
婚約者の女性は言いました。
「いいえ。あなたはとっくに彼を越えている。彼には決してないものがあなたにはある。」



作品の最後のあたりで、2番目のカッコいい人は、自分の運命を受け入れている、けれど主人公が選んだ恋人は、自分の運命は自分で切り開く人と書かれています。


二人共に戦う目をしていてカッコいい男性ですが、あさぎり先生の作品で表現したかったことは全部は書けずに終わってしまった作品だったみたいです。



光と影の存在は、もっと詳しく書いて欲しかったです。


恋愛要素は少ない作品ですが、自分の人生を自分で切り開くという考え方が印象的です。


あさぎり夕先生の書く漫画は、キャラクターが生き生きとして、活発な作品が多いです。



たくさんの素敵な作品をありがとうございました。



最後まで読んでいただきありがとうございました。