皆さんが書いていますので、ストーリーは省略させていただきます。
「俺たちの将来のこと考えてる」
「俺が死ねと言ったら、死ぬのか?」
幸せな未来を築こうとする圭吾。
みずから、破滅に向かっていく勇吾。
英里の気持ちに気づいて、圭吾と英里の関係に嫉妬心をあらわにする勇吾。
里美を疑いかけても信じようとする圭吾。
細かいところまで計算していますので、見ていて面白かったです。
1話で白いシャツを着る圭吾の背中には傷がなくて、3話で黒いシャツを着る勇吾の背中には吉崎と争った時の傷跡があります。
コーヒーの飲み方は同じですが、圭吾はブラックで勇吾は甘党です。
3話の双子が20年ぶりに再会するシーンでは本当に別人が二人話しているように見えました。
黒い携帯の勇吾。
白いプリペイド携帯の圭吾。
黒いパーカーの勇吾。
白い帽子の圭吾。
私は弁護士の温水洋一さんがこの重いドラマで癒しをくれて好きです。
個人的に鑑識の女性が好みなのでもっと出番が増えて欲しいです。
勇吾は、もし誘拐されたのが反対だったら圭吾が自分と同じ人生を生きていたと主張していますけど、私は一卵性双生児でも内面性は別人なので、もし誘拐されたのが圭吾だとしても、全く同じことにはならないって思いました。
勇吾は子供の頃から家が嫌いで、帰りたくないと言ってましたし、誘拐犯から逃げても帰らない理由は何かわからないままです。
ただ、余命が短い母親が会いたいと思っているのに会おうとしない勇吾は家族を捨てたように見えました。
刑事でありながら、兄の罪を着せられ逃亡中の圭吾は、母親に会えないけど、病院の近くから弁護士に頼んで母親に電話しています。
圭吾は、もし犯罪者でも勇吾に会いたい?と母親に聞きます。
母親は会いたい。勇吾は私の子供と圭吾に言います。
「俺が憎いか?」と圭吾に聞く勇吾。
「生きていてくれて良かった」と言う圭吾。
「今度はお前が苦しめ」と言う勇吾。
「断る。ずっと待ってた。けどお前は家族を裏切った。」と圭吾。
「誘拐犯の最後の一人を殺す」と勇吾。
「お前を捕まえる」と圭吾。
20年ぶりの双子の再会は悲しいけど、ずっと二人は心の底から本当に会いたかったって思いました。
生まれる前から一緒だったんですから。